ブッチドッグフードの腎臓病の口コミを調査!腎臓への影響とは!?

 

 

 

 

今回はブッチドッグフード腎臓病の犬の口コミと、腎臓への影響を調べてみました。

 

 

腎臓に疾患がある犬の場合、食事での療法が重要だと言われています。

 

 

そんな腎臓の疾患がある犬に、ブッチのドッグフードを与えても良いのでしょうか?

 

 

飼っている犬が腎臓病の飼い主さんは必見です!

 

 

ブッチドッグフードの腎臓病の口コミを調査した結果は!?

 

 

 

 

ブッチのドッグフードの腎臓病のワンちゃんの口コミを通販サイトのレビューで調べてみると、以下のように2件だけ見つけたので、抜粋してまとめてみました。

 

 

【治療よりも食べる楽しみを優先】

 

愛犬の中の一頭は腎臓が悪い為、お肉をなるべく与えていないのですが、高齢なので治療よりも食べる楽しみを優先させた方が良いと思い、ブッチのドッグフードを与えることにしました。

 

もともと食いつきが悪いのですが、ブッチのドッグフードをトッピングして与えると美味しそうに食べます。

 

Yahooショッピング口コミ

 

 

【普通のドッグフードより低リン】

 

腎臓病用のフードではないのですが、ブッチというドッグフードもよく食べてくれました。

 

普通のドッグフードより低リンなので……。

 

Yahooショッピング口コミ

 

 

 

他にTwitterでも腎臓を悪くしたワンちゃんを飼っている飼い主さんが、ブッチを与えている口コミがあったのでまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、腎臓に何かしらの問題や不安がある犬の飼い主さんの中には、ブッチのドッグフードを与えている人がいました。

 

 

ですが、腎臓サポートをする療法食のフードではないので主食で与えるのではなく、トッピングとして与えることをおススメします。

 

 

口コミを見てみても、食欲のないワンちゃんの食いつきを良くする為に与えていたり、腎臓用の薬を飲ませる為にブッチを与えている飼い主さんが多かったです。

 

 

 

ちなみに腎臓病がかなり進行している場合は、ブッチのドッグフードを与える際は必ず医師に確認した方がいいです。

 

 

 

腎臓病の食事の4つの注意点

 

 

 

口コミでは腎臓疾患がある犬に、ブッチのドッグフードを与えている飼い主さんがいましたが、そもそもブッチのドッグフードは腎臓に影響があるのでしょうか?

 

 

影響があるか調べる為に、まずは腎臓病の食事で注意が必要な栄養素を以下のようにまとめてみました。

 

 

  • リンの制限
  • タンパク質の制限
  • ナトリウム(塩分)の制限
  • カリウムの制限

 

 

リンの制限

 

 

リンはもともと歯や骨や細胞を作るのに必要で、体に大切な栄養素です。

 

 

ですが、腎臓病になると腎機能の低下によって余ったリンが体内から出ていかず、溜まったリンが腎臓病を悪化させる原因になると言われています。

 

 

タンパク質の制限

 

 

腎臓病の場合、タンパク質が20%以下のフードを与えるのが望ましいと言われています。

 

 

また、体重×2.0gのタンパク質が下限ラインで 、体重×2.5gが上限ラインだとも言われています。

 

 

なぜタンパク質の制限が必要かというと、タンパク質の中に腎臓で必ずろ過作業される窒素を含んでいるからです。

 

 

窒素は最終的には尿素になり、腎臓でろ過されて尿として排出されます。

 

 

その為、タンパク質を制限しないと、腎臓でのろ過作業で腎臓に負担がかかることになります。

 

 

理想的なタンパク質は必須アミノ酸を含んだ高品質で、腎臓に負担をかけないタンパク質が良いです。

 

 

ですが、動物性タンパク質は必須アミノ酸を含んでいますが窒素を多く含んでおり、植物性タンパク質は窒素が少ないですが、必須アミノ酸が少ないのが特徴です。

 

 

なので、動物性タンパク質と植物性タンパク質の組み合わせが必要だと言われています。

 

 

 

出典:慢性腎臓病にたんぱく質制限は必要?

 

出典:ドッグフードラボ 

 

 

ナトリウム(塩分)の制限

 

 

通常ナトリウムを摂りすぎても、腎臓でろ過され尿として出ていきますが、腎臓が弱っている場合は、ろ過機能が低下してナトリウムが尿として出ていきません。

 

 

その為、体内のナトリウム濃度が上がり、高血圧になって腎臓に負担をかけることになります。

 

 

カリウムの制限

 

 

腎臓病の場合、ろ過機能が低下しているので、カリウムの排出が上手くできずに高カリウム血症になる場合があります。

 

 

ブッチドッグフードは腎臓への影響はあるの?

 

 

上の記事のように腎臓病の犬には、

 

  • リン
  • タンパク質
  • ナトリウム(塩分)
  • カリウム

 

この4つの栄養素の制限が必要だという事が分かりました。

 

 

ブッチのドッグフードが、上の4つの栄養素の量が基準値より低くなっているのか、ドッグフードの栄養素の基準と言われている※「AAFCOの栄養基準」と比べてみました。

 

 

栄養素 ブッチドッグフード AAFCOの栄養基準
リン 0.1%(0.33%) 0.4%〜1.6%
タンパク質 10.5%(35%) 18%以上
ナトリウム 0.1%(0.33%) 0.08%以上
カリウム 不明 0.6%以上

※AAFCOの栄養基準では乾燥物質基準(水分を含まない状態)の数値なので、ブッチドッグフードを乾燥物質基準で計算しています。()内の数値

 

 

 

ブッチのドッグフードとAAFCOの栄養基準を比べてみると、タンパク質とナトリウムは基準値よりも高く、リンが基準値よりも低いという結果になりました。

 

 

ブッチのドッグフードと人気の腎臓ケアドッグフードと比較した結果

 

次は、ブッチのドッグフードと他の人気腎臓ケアフードとの、リン、タンパク質、ナトリウム、カルシウムの含有量を比べてみました。

 

 

【ロイヤルカナン 腎臓サポート】

 

リン 0.29%
タンパク質 12.6%
ナトリウム 0.35%
カリウム 0.61g

 

 

【ヒルズプリスクリプション・ダイエット腎臓ケア】

 

リン 0.25%
タンパク質 15%
ナトリウム 0.18%
カリウム 0.76%

 

 

【ブッチドッグフード】

 

リン 0.1%(0.33%)
タンパク質 10.5%(35%)
ナトリウム 0.1%(0.33%)
カリウム 不明

 

 

上記のように、人気の腎臓ケアフードとブッチのドッグフードを比べてみると、リンの数値はブッチのドッグフードが少し高いくらいです。

 

 

タンパク質の数値はブッチのドッグフードが大幅に高いのが分かります。

 

 

結局ブッチドッグフードは腎臓病の犬与えて良い?

 

 

 

 

上の記事でもお伝えしたように、ブッチのドッグフードはリンの含有量が低めですが、タンパク質が多いので腎臓に疾患がある犬には主食とし与えるのは注意が必要です。

 

 

ですが、トッピングとしてなら小量ですので、食にムラがあったり偏食気味の犬におススメです。

 

 

ちなみに、腎臓に疾患のある犬の食事としては、

 

 

  • オメガ3脂肪酸
  • 水分

 

 

この二点も重要になっています。

 

 

魚などに含まれるEPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸は、抗炎症作用によって腎不全の進行を遅くする働きがあると言われています。

 

 

また、腎臓の機能が低下すると尿の排出が多くなるので、多くの水分が必要です。

 

 

ブッチのドッグフードはオメガ3脂肪酸も含まれていますし、水分量も70%と多く含んでいるので腎臓に良い部分もあります。

 

 

実際に、腎臓病の犬にトッピングとして与えている飼い主さんもいましたので、愛犬の食事に悩んでいる飼い主さんは1度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

腎臓の機能が低下すると食が細くなったり、食いつきが悪くなる犬も多いですが、トッピングなどを利用して与え方を工夫してみましょう。

 

 

ブッチ ドッグフード